サッカーの試合を見ていると「オフサイド」という言葉を耳にすることがあります。
でも、サッカーのことをちゃんと知らないとオフサイドがどういったプレーなのか、わからないですよね。
[kjk_balloon id=”4″]私もわかりませんでした。[/kjk_balloon]ということで今回は、誰でもわかる図で「オフサイドとはどんなプレーのことなのか」を説明したいと思います。
[toc]オフサイドとは?
Googleでオフサイドについて調べてみると、このように書いています。
サッカー・ラグビー・ホッケーなどで、競技者がプレーしてはいけない位置にありながらプレーする反則。
うん、だから具体的に何なの?という感じですね。
サッカーでのオフサイドの罰則
サッカーでオフサイドの反則があった場合、反則になった選手がいた位置から、相手チームが間接フリーキックを行うことができます。
間接フリーキックとは、直接ゴールを狙うことはできないフリーキックのことです。詳しくは下記の記事をご覧ください。

サッカーのオフサイドを図で解説
上の図では、青チームが向かって左に攻めている状態。ボールを持っているのは青チームのAです。
ここからパスを出すのですが、図のような位置に選手がいる場合Bにパスを出すとオフサイドとなってしまいます。
守備側の黄色チームの内、一番ゴールに近い選手はキーパーのFですが、オフサイドになる範囲はゴールラインから2番目に近いEとゴールラインまでの間となります。
つまり、黄色チームの内ゴールラインから2番目に近いEよりもゴールラインのそばにいたBはオフサイドになるエリアにいる状態です。
オフサイドになるエリアのことをオフサイドポジションと言います。
しかし、オフサイドポジションにいること自体は反則行為ではありません。
上記の図の場合は、AからBにパスが出されて、Bがボールに触れた時点でオフサイドとなります。
[kjk_balloon id=”2″]もちろん、Aがパスではなくゴールに向かってシュートをした場合もオフサイドにはなりません。[/kjk_balloon]オフサイドポジションにパスを出しても反則にならない例
上記の図の状態でAがBにパスを出すとオフサイドになるのは、さっき説明した通りです。
しかし、Aがオフサイドポジション内にパスを出したとしてもオフサイドにならない場合があります。
例えば、Aが蹴ったのを見てオフサイドポジションよりも外にいたCが走って、オフサイドポジション内でパスを受け取った場合。
これは、オフサイドになりません。
[kjk_balloon id=”1″]ボールが蹴られた時点でCはオフサイドにならない位置にいたからですね。[/kjk_balloon]ようするに、ボールを蹴った時点で選手がオフサイドポジション外にいたのなら、オフサイドにはならないということです。
また、オフサイドポジションにいる選手に直接ボールをパスしても、
- スローイン
- ゴールキック
- コーナーキック
の場合は反則になりません。
オフサイドはなぜ反則なのか?
オフサイドのルールが理解しにくいのは、他の反則行為に比べて「何が悪いのか」がわかりにくいからというのが理由にあるかと思います。
[kjk_balloon id=”4″]蹴ったり引っ張ったりとかは、わかりやすいんだけど…[/kjk_balloon] [kjk_balloon id=”9″]簡単に言ってしまうと、オフサイドは相手ゴール前で待ち伏せをしてるから卑怯ってことなんだよ。[/kjk_balloon]オフサイドが存在しなければ、背の高い選手をゴール前に待機させてパスを出し、そのままヘディングでもなんでも良いのでゴールを狙ってもらうというスポーツになってしまいます。
昔、北米サッカーリーグでは得点が入りやすいようにゴールから35ヤード(約32m)以内に限定してオフサイドにする特別ルールがありました。
しかし、このことがゲームをつまらなくしてしまいリーグ衰退の原因の一つとなり、北米サッカーリーグは17年ほどでなくなりました。
サッカーにおけるオフサイドまとめ
サッカーの試合を見ていると、選手たちはギリギリのラインで駆け引きをしているので、たびたびオフサイドになることがあります。
[kjk_balloon id=”1″]審判が笛を吹く前にオフサイドに気づけるようになったら、だいぶ成長したってことかな![/kjk_balloon]サッカーの基本的な知識を身につけることは、サッカー観戦を楽しむための大切な要因です。
ぜひゴール前での攻防は、オフサイドがないか注意して見てみてくださいね。
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分かりやすい解説ありがとうございます。野球のようにサッカーも私達世代が生きてる間に世界一成ることを願ってます!
ありがとうございました。