深海の生き物は、目が大きくてやたら大きい。そんなイメージはありませんか?
実は、深海生物の中にもかわいい生き物がたくさんいるんです。
「しんかいさんシリーズ」などを始め、グッズもたくさん販売されているほど今大注目の深海生物たち。
そんな中でも、特にクセになるかわいさがある「キモかわいい」深海生物を10種類まとめてみました!
[toc]キモかわいい!?クセになる深海生物たち
1.ブロブフィッシュ(ニュウドウカジカ)

image by.السمكة-الفقاعة-معلومات-تفوق-الخيال
日本ではニュウドウカジカと呼ばれています。
ニュウドウカジカは、世界で一番醜い生き物というかわいそうな称号を与えられた魚。
しかし、醜くなるのは地上に上げられたときだけ!実は、深海にいるニュウドウカジカには醜さのかけらもないんです。
[kjk_balloon id=”12″]なんだかかわいそうな魚ですね。[/kjk_balloon]2.シーバタフライ

image by.pourlamer.tumblr.com
体長1cmほどの巻貝で、カメガイの仲間。クリオネに近い生き物です。
極地の海に最も多く生息する動物プランクトンで、他の生き物の餌になっているため「海のポテトチップス」と呼ばれています。
3.メンダコ

image by.沼津港深海水族館
体長20cmほどのタコの一種。
あまり脚の自由が利かなかったり、吸盤が一列しかないなど、普通のタコとは違うところが多いです。
陸上に上がると自分の体を支えきれないため、ベチャっと潰れてしまいます。

4.ダイオウグソクムシ

image by.AQUAS
ダイオウグソクムシは、体長が約50cmにもなるダンゴムシに似た巨大な生き物です。
深海に降ってきた大型魚類の死骸などを食べる為、「深海の掃除屋」と呼ばれています。
最近ではダイオウグソクムシの人気が急上昇中で、特に鳥羽水族館では大きくアピールしています。
5.クシクラゲ

image by.npr
身体の表面に細い毛がクシのように並んだ櫛板(しつばん)がある、有櫛動物の一種。
クラゲという名前ですが、一般的に知られているふわふわしたクラゲとは違う種類なんですよ。
クシクラゲは水中で光って見えることから、その姿が人気ですが、実は発光しているわけではありません。
[kjk_balloon id=”9″]クシクラゲに生えている細い毛が光に反射して、虹色に光るように見えているんです。[/kjk_balloon]6.ボウズイカ

image by.abc NEWS
大きな頭が特徴的なボウズイカは、見た目がタコのように見えますが、足が10本あるれっきとしたイカ。
生息している場所は、浅い海から深海まで幅広いのも特徴の一つです。
2016年に調査船ノーチラス号によって発見されたボウズイカは、クリクリとした目玉で身体は鮮やかな紫色をしていました。
7.デメニギス

image by.imgur
個性的な姿のものが多い深海生物の中でも、特に特徴的な姿をした魚がデメニギスです。
透明なヘルメットを被ったようなフォルムで、頭の中は丸見え。
本来、目がある場所の黒い穴は鼻の穴で、実は頭の上の方にある緑色の塊がデメニギスの目。
常識はずれのデタラメな姿をしたデメニギスですが、深海で生き抜くために何年もかけて進化して適応した姿なのです。

8.ユメナマコ

img by.Woods Hole Oceanographic
ふわふわと海流に乗って移動する事ができるため、ナマコ界のエリートと呼ばれています。
その様子を初めて見た人は、クラゲと見間違えてしまうかもしれません。
身体は暗闇に紛れられるように透明で、消化器官なども丸見えの不思議な生き物です。
9.ナメダンゴ

image by.アクアマリン福島
北海道沿岸からオホーツク海の冷たい海に生息していて、他の深海生物に比べて比較的浅い場所に生息していると考えられています。
大人になっても最大で5cmほどにしかならず、その見た目は非常にかわいらしいです。
10.リュウグウノツカイ

img by.cêdêpê
深海生物の中でトップクラスのインパクトを持つ生物。過去には、なんと約11メートルもある個体も見つかっています。
非常に大きく神秘的な生き物なので世界各地のUMA(未確認生物)のもとになったり、天変地異と関連付けられることもよくあります。
[kjk_balloon id=”2″]名前のセンスがいい![/kjk_balloon]まとめ
深海生物には他の生き物とは違う、特徴的な姿をもっているものがたくさん。
今回紹介した10種類以外にも、人気が高まっている深海生物も図鑑には詳しく載っています。
最近の図鑑にはDVDがついているものも多く、子どもだけでなく大人もワクワクできるのでかなりオススメですよ。
[last]