だけど、
- イラストでお金をもらえるようになりたい
- ブログにオリジナリティを出すためにイラストを描きたい
そんな風に思っている方は、ぜひこの記事を読み進めてみてください。
読み終わる頃にはきっと、「自分にも描ける」と自信を持ってもらえるはずです。
[toc]私は絵がヘタでした
私は、子どもの頃から絵が苦手でした。
動物を描くと、いつも左に顔があり何故か正面を向いています。
テレビ番組「アメトーーク」で「絵心ない芸人」という特集がありますが、あれが笑えないレベルでヘタでした。
小学生の頃には、絵を描いていたらクラスの男子に「あずさがチ●コの絵描いてるぞ〜!」なんてからかわれて、絵を描くのが嫌いになりました。
[kjk_balloon id=”4″]そのとき描いていたのは、ゾウだったはずなんですけどね。[/kjk_balloon]何かを作り出すことが好きだった私は、年齢を重ねるにつれてイラストから離れ、「作詞」や「物語の創作」といった、文章を書くようになっていきました。
中学生になった頃には、バンドを組んで作詞とボーカルを担当したりしていました。
作詞や物語の創作は、私のブロガーとしての原点です。
子どもが産まれてから困った
絵がヘタでも生きていく上で困ることはなかったのですが、19歳で子どもを出産したあと、最大の難関が訪れました。
ママ、ドラ●もんかいて〜!
そう、わが子からのお願いです。
小さいうちは、こんな感じの絵でも誤魔化せました。
[kjk_balloon id=”1″]色でゴリ押し![/kjk_balloon]でも、だんだんと「何かが違う」ということに子どもでも気づきます。
私は、ひたすら模写を繰り返しました。
ガラケーでキャラクターを調べて、それを見ながら紙に描くという練習で、なんとか子どもが好きだったキャラクターは、画像を見なくても描けるようになりました。
[kjk_balloon id=”5″]それでも、プリキュアは無理。人型は無理。[/kjk_balloon]イラストでブログのオリジナリティを出したかった
あれから7年。私は3人の母になり、ブログで情報発信をするブロガーになりました。
そして、ブログのことを学ぶにつれて「これからの時代、個人ブログはオリジナリティが大事だ!」と思うように。
ブログにイラストを使いたいと思い、「Polcaで支援を募りiPad Proを購入」しました。
…が、私の画力は、まだまだひどいものでした。
これは、iPad Proを買ってすぐの頃に描いたイラストです。
2017年9月頃なので、半年ほど前のイラスト。
いくら自由なブログとはいえ、恥ずかしくて使えるレベルではなく、ずっと悩んでいました。
そして、これが今の私の描くイラストです。
たった半年ほどで、ここまでのイラストを描けるようになりました。
今では自分のブログのアイキャッチにもイラストを積極的に使用していて、アイコンの作成依頼をいただくこともあります。
あいまいみー(@imyme_999)さんに、私が描いたアイコンを紹介していただきました。
参考 そのアイコンあなたにあってる? アイコン選びの際に気をつけたい3つのこと(かわいすぎるアイコンを描いていただきました)|あいまいみーのきたろぐあいまいみーのきたろぐ短期間で私の絵が上達した理由
数をこなすこと
これが一番基本であり、大切なことですが、自分の絵に自信がないと描き続けるのもつらいですよね。
だから、まずは「トレース」の数をこなすことをオススメします。
トレース=絵をなぞって描く
トレースしたイラストをインターネットなどで公開することは、著作権の侵害になりますので基本的に禁止されています。
インターネット上で公開したりしてはいけませんが、トレースを繰り返すことは短期間での絵の上達にオススメです。
子どもの頃にやったことがあるかも知れませんが、ようするに「うつし絵」です。
下にお手本の絵を置いて、上からなぞって描きます。
何度も繰り返すことによって、「髪はこうやって流す」「パーツの位置はこれくらいの感覚で」など、絵の基本を体に覚えこませます。
「トレースは意味がない」という人もいますが、実際私はトレースでの練習をすることで、模写だけでは到達できなかったところまで上達しました。
私のように、空間認識能力が低いタイプはいくら模写を繰り返しても、「目で見て覚える」ということが苦手です。
[kjk_balloon id=”2″]だからこそ、描きたいイラストをトレースしていくことで、体に覚え込ませるんです。[/kjk_balloon]今すぐそれっぽいイラストが描きたい人
先ほど、トレースして描いた絵はインターネットなどで公開してはいけないと書きました。
しかし、例外はあります。
この素体集は、私が実際に今でも愛用しているもので、素体をトレースして自分で髪の毛を付けたり、服を書いたりしたイラストは自由に使って良いんです。
素体とはイラストの元になる素材のことを言います。人物絵の場合、髪の毛や服などが何もないことが多いです。
例えば、このイラストは私が記事で使っているアイキャッチ画像です。
このイラストは「スーパーデフォルメポーズ集チビキャラ編」のこの素体を元にしてトレースをして、イラストを描いています。
「スーパーデフォルメポーズ集」シリーズは、素体集のCD-ROMがついていて、デジタル派でも楽に使うことができます。
[kjk_balloon id=”2″]私は素体を全てiCloudに保存していて、iPadやiPhoneからでも使えるようにしています。[/kjk_balloon]デフォルメキャラを描くときなどは、「このキャラじゃ頭まで手が届かない!」なんて困ることもあったんですが、素体を見ればポーズの工夫次第でちゃんと届かせることができる…ということもわかります。
今までは「スーパーデフォルメポーズ集」シリーズは「チビキャラ編」しか持っていなかったんですが、とうとう他のものも買いました♡
素体バリエーションが増えたので、またいろんな絵が描けるのが今から楽しみです。
他にも「基本ポーズ・アクション編」と「キャラバリエーション編」、「女の子キャラ編」、「ラブラブ編」があります。
[kjk_balloon id=”1″]いつか全種類制覇したい…![/kjk_balloon]影の付け方・光の入れ方
私のイラストはデフォルメが中心で、そこまで難しい描き方はしていません。
でも、影や光があるとないとでは「それっぽさ」がまったく違います。
私が、影や光の入れ方をちゃんと勉強したのは本当に最近のことで、「ブログ×絵×ブランディング」という本で勉強しました。
ブロガーさん向けの本なのですが、内容はイラストのことが中心で、影や光のことについても書かれています。
「スーパーデフォルメポーズ集チビキャラ編」の素体を使い、「ブログ×絵×ブランディング」のやり方で影や光を入れた、小学3年生(私の娘)のイラストがこちら。
この2冊を元にすれば、誰でも一気に上達した感じが出るのが、わかってもらえたと思います。
イラストの苦手意識をなくそう!
一度は絵を描くことが嫌いにすらなった私が、子どもたちのために絵を練習し、ブログでも公開するようになり、お仕事の依頼もいただけるようになりました。
今では素体がなくても、いろいろな絵が描けるようになってきました。
ジャックラッセルテリアなんて細かい犬種指定のイラストや…
なかなか描く機会のない、すずめのイラストなども!
この2つはスポンサー様のバナー用のイラストですが、そういったイラストも自分で描いています。
私がたった半年の練習で、「絵が仕事になる」というところまで上達することができたのは、トレースでも良いから何度も絵を描いたからです。
ちなみに、絵ばっかり描いてたので、娘は私の仕事はイラストレーターだと思ってましたからね(笑)
トレースをしていると、自分の絵が上手くなったような錯覚を起こすことがあります。
それで良いんですよ。まずは、絵を描く楽しさと自信を身につけていきましょう!
「目で見て覚えて記憶を頼りに描く」というのは難易度が高く、早々にイラスト描くことを挫折してしまう人もいます(私のこと)。
プロの絵師になりたいなら別ですが、ブログでイラストを描いたり、アイコンを描いたりする(私レベル)くらいなら、トレースで練習すれば充分です。
どうせなら、描いたイラストはどんどん公開できるように、トレース後のイラスト公開OKな「スーパーデフォルメポーズ集」などの素体を使って練習してみてくださいね♡
自分のレベルやタイプに合わせて、いろいろな練習方法を試してみてください!
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