デグーをお迎えするときに必要なものや、揃えておきたいグッズ

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「デグーをお迎えしよう!」と決めたら、できるだけお迎えより前にケージの設置などを行った方がいいです。

実際にお迎えしてからケージを組み立てたり置き場所を決めていると、デグーに狭いダンボールの中でストレスを溜めて待たせることになってしまいます。

[kjk_balloon id=”2″]この記事を見ながらデグー用品は前もって購入・設置して、お迎えした子をスムーズにケージへ入れてあげられるようにしてください。[/kjk_balloon] [toc]

デグー飼育に必要なもの

デグー飼育の必須アイテム

まずはデグー飼育に必須のものから紹介します。

必須アイテム

  • ケージ
  • ステージ
  • 給水ボトル
  • チモシー
  • デグー用フード(ペレット)
  • おやつ(乾燥野菜)
  • フードを入れる器
  • 回し車
  • デグー用サンド
  • 砂浴び用の入れ物
  • エアコン(暖房・冷房)
  • 温度計
  • 移動用キャリー
  • 動物病院の連絡先

以上のものは、必ず準備してあげてください。

各アイテムについての説明は後ほど書きますが、どれもデグーが生きていくために飼い主がきちんと準備する責任があります。

あると便利なデグー用品

また、必須ではないけれど「あると便利なもの」は以下の通りです。

あると便利

  • ハウス
  • デグー飼育本
  • スケール

ここからは、これらのアイテムが必要な理由とおすすめの商品を紹介していきます。

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デグーを飼うためのケージ

【必須アイテム】

デグーは水槽でも飼えないことはないですが、高いところにのぼって遊ぶのが好きなので高さのあるケージがおすすめです。

一頭飼いなら○○以上、多頭飼いなら○○以上のサイズのものを準備してあげるとケージの中でも遊びまわることができます。

デグー飼育におすすめのケージ

一頭飼いなら、うちのモカちゃんも使っている「イージーホーム40ハイ」がおすすめです。

イージーホーム40ハイ」は一般的にデグーオーナーによく選ばれているもので、広さも高さもあるのでデグー用に大きめの回し車を設置してもスペースが十分にあります。

多頭飼いの場合はさらに広い「イージーホーム 80ハイ」がおすすめ。

ただし、「イージーホーム40ハイ」などの一般的な網のケージの場合、デグーは網にのぼって遊ぶことがあります。

モカちゃんは、天井に器用に張り付いて重力無視で移動することもあります。

足をすべらせて落ちてしまうなどケガが心配な場合や網を噛んでしまうクセがある子には、全面アクリル製の「アクリルルーム390High」もおすすめです。

ただし、網のケージと違い壁に新しくステージなどをつけることが難しくなります。

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デグーが休むためのステージ

【必須アイテム】

野生のデグーは巣穴の中で休みますが、飼育されるデグーはそうではありません。

そのため、ステージなど休める部分を用意してあげるのも大切です。

ステージは高さをつけて設置するものなので、高いところにのぼって遊ぶのが好きなデグーにとっては運動にもなります。

おすすめのステージ

うちも設置している「リラックステージ M」がおすすめです。

後述のハウスを設置しない場合は、大きいステージとあわせて複数設置してあげたり、ハンモックを設置してあげると良いですね。

デグーの遊び場になる回し車

【必須アイテム】

デグーはハムスターと同じく、回し車が大好きです。

ハムスターと比べるとデグーは体が大きいので、回し車も大きめのものを用意してあげる必要があります。

小さな回し車だと、デグーがうまく遊べなかったり落ちてしまってケガにつながる危険があります。

デグーにおすすめの回し車

うちではデグーもゆったり遊べるサイズの「サイレントホイール 25」を使っています。

デグーが思いっきり走っていても音が静かなのでおすすめです。

デグーフードを入れる器

【必須アイテム】

チモシー(牧草)は食べ放題状態にするものなので、器を用意してあげるのはペレットタイプのデグーフードです。

かじってしまわないように陶器製で、重さのあるものを使ってあげましょう。

デグーフード用の器のおすすめ

ハッピーディッシュ ラウンドM」などがおすすめです。陶器製で大きすぎなくて、平皿ではないものを選びましょう。

ハムスターに使用するサイズで大丈夫なので、小動物を販売しているペットショップなら基本的に置いてあると思います。

デグーの水飲みに使う給水ボトル

【必須アイテム】

デグーの給水ボトルは、消耗品です。

プラスチック部分などがかじられてダメになってしまうので、危ないと感じたらすぐに取り替えてあげましょう。

毎日お水を替えてあげるものなので、サイズは70ml〜80ml程度のもので大丈夫です。

おすすめの給水ボトル

大きすぎるものはケージを狭くしてしまう原因になるので、「マルチボトル」程度の大きさのものがおすすめです。

アクリル製のケージや水槽で飼う場合は、吸盤タイプで壁に取り付けられるものなどを選びましょう。

デグーのお風呂代わりになる砂

【必須アイテム】

デグーは体を清潔に保つために、定期的に砂浴びをする必要があります。

中に入れる砂を食べてしまうことがあるので、砂は細かくて手で持てないものを使用してあげましょう。

デグーにおすすめの砂浴び用サンド

なるべく「デグーサンド」のように、デグー専用のものを選んであげてください。

チンチラ用は砂の粒が細かすぎて、砂遊び後にデグーの毛の間に挟まったままになることがあります。

デグーが砂浴びするための容器

【必須アイテム】

デグーの砂浴びはなかなか激しいので、砂が周りに飛び散ります。

そのため、高さのある容器がおすすめです。

家に慣れてきた子(抱っこしても嫌がらない子)なら、飼い主さんが時間を決めて梅酒用の大きなビンなどに出し入れしてあげるという人も多いです。

おすすめの砂浴び容器

デグーが思い切りゴロンゴロンできるように、底の広い「デグー砂浴びバスハウス」を使っています。

じゃまになるので砂浴びさせるときだけ用意して、普段はケージから出しています。

広くて思い切り砂浴びができるので、うちのモカちゃんはとても嬉しそうにしています。おすすめです。

デグーの主食チモシー(牧草)

【必須アイテム】

チモシーはデグーの主食です。

最初はペットショップで食べていたものと同じチモシーを選ぶのが無難です。

長さややわらかさは、様子を見ながら変えてあげましょう。

デグーにおすすめのチモシー

基本的には一番刈りが味が良く栄養も高いので、好むデグーが多いです。

ただ、チモシーを食べるうさぎやチンチラなどに比べると体が小さいので、長すぎるのを嫌がる子もいるので注意が必要です。

小さいデグーはまだ噛む力が弱く、一番刈りをなかなか食べない子もいます。

その場合は、少し味や栄養が落ちてしまいますが一番刈りよりやわらかい二番刈りのチモシーを試してみましょう。

栄養補助にデグーフード(ペレットタイプ)

【必須アイテム】

デグーは完全草食動物なので、チモシーだけでも生きられる(らしい)のですが、栄養が偏るのでデグーフードも食べさせるのが大切です。

体内でビタミンCを作り出すことができないデグーは、デグーフードで栄養を補います。

人間でいうところのサプリメントのようなものですが、デグーフードの食べすぎはこちらも栄養が偏るので禁物です。

1日につきデグーの体重の5%〜10%を目安に与えましょう(フードによって違うので裏面を要確認)。

おすすめのデグーフード

最初はペットショップやブリーダーさんのところで与えられていたデグーフードを購入しましょう。

デグーフードを切り替えたい場合は、少しずつ時間をかけて切り替える必要があります。

デグー・プラス 600g」は、ペットショップでもよく販売されているメジャーなデグーフードです。

安価で購入できてコスパがよく、中で袋が2つに小分けされているのがおすすめな点。

ハイペット 恵 デグー」は他のデグーフードに比べると高価ですが、グルテンフリーで原材料も安心できる内容なので、デグーの健康に気を使っている飼い主さんに支持されています。

デグーのおやつ(乾燥野菜)

【必須アイテム】

野生のデグーはいろいろな種類の植物を食べているので、ペットのデグーには栄養バランスを考えて飼い主が食べ物を与える必要があります。

デグーフードも食べているので、乾燥野菜はあげすぎないように注意が必要です。

しつけや褒めるときにデグーフードを与える家もありますが、うちでは乾燥野菜を与えています。

おすすめのデグーのおやつ

デグーは果物を食べてはいけないので、野菜だけのものを選びましょう。

愛らびっとの「野菜ミックス」は、他のメーカーのものに比べて食いつきがいいと評判です。

デグーの移動用キャリー

【必須アイテム】

キャリーは病院に連れて行くときや、ケージの掃除中などに必要です。

布製のものだと、デグーはビリビリに噛みちぎって飛び出してしまうこともあるようです。

デグーの安全のために、丈夫なものを準備しておくのがおすすめです。

おすすめのデグー用キャリー

丈夫で、ある程度広さの確保ができる「ライトキャリー」がおすすめです。

プラスチックタイプのケージも、噛みグセのあるデグーの場合は噛みちぎってしまうことがあるようなので、ちぎれない素材が安心ですね。

適正温度を保つためのエアコンと温度計

【必須アイテム】

デグーは暑さにも寒さにも弱い生き物です。

デグーの適正温度は20℃〜25℃で、わが家も今(冬)は24時間エアコンをつけっぱなしにしています。

エアコンの送風が直接あたるような場所にはケージを置けないので、実際にケージのある場所の温度を見るために、ケージの真横に温度計を設置しましょう。

おすすめのエアコンと温度計

部屋の広さに合わせた適切なエアコンを使用しましょう。

また、24時間エアコンをつけっぱなしになるような時期は電気代がびっくりするような金額になることがあります。

エアコンを買いかえる予定があるなら、省エネタイプのものを選ぶのがおすすめです。

温度計はデジタル表示のものにすると、一目でわかりやすいのでおすすめです。

動物病院の連絡先は必ず準備を!

【必須アイテム】

小動物OKの動物病院でも、デグーがNGというところは珍しくありません

そのため、近隣の動物病院でデグーの受け入れが可能なところを事前に確認しておきましょう。

【あると便利】デグー用のハウス

ステージを設置していれば休む場所はあるのでハウスは必須ではないですが、やっぱり巣穴に近い感覚になれるハウスがあるとデグーが快適かなと思います。

ただ、快適すぎてなかなかハウスから出てこなくなる子もいるので諸刃の剣…。

そのため必須アイテムではなく、あると便利にとどめました。

おすすめのデグー用ハウス

わが家では「デグーハウス」を使用しています。

屋根の部分が大きなステージ代わりになっているので、別で設置している小さいステージとあわせてピョンピョンと遊んでいます。

屋根はかんたんに外すこともできて、ハウスからピョコっと顔を出すモカちゃんがかわいいです。

【あると便利】デグー飼育本

デグーに関してはネットで調べても情報が出てこないこともあるので、飼育本が手元に1冊あると少し安心できます。

とはいえ、デグーはまだわからないことの多い動物なので本を読んでも解決しないことも多々あります。

おすすめのデグー飼育本

おすすめは「デグー完全飼育: 飼い方の基本からコミュニケーションまでわかる」です。デグーの飼育本は数が少なく、今ならこれ一択です。

私はモカちゃんをお迎えする前に、デグーを飼う心構えをしたくてデグー完全飼育を購入しました。

おかげで安心して迎えることができましたし、今も本を開いてはデグーの病気や鳴き声について勉強をしています。

【あると便利】デグーの体重を測るためのスケール

デグーフードは1日につき体重の5%など、制限をかけることがあるためデグーの体重を知るためにスケールがあると便利です。

おすすめのスケール

デグーの体重は軽いため、0.01g単位で測ることができるスケールがおすすめです。

なかなかおとなしくできない好奇心旺盛なデグーは、容器に入れて測ることになるので風袋引き機能がある「デジタルスケール」などがおすすめです。

風袋引きとは?容器を置いてから重さを0にできる機能。容器の重さを引いて、デグーの体重だけを測ることができます。

しっかり準備してデグーをお迎えしてあげましょう

準備するものが多くて大変に感じるかもしれませんが、デグーが快適に過ごすためにぜひがんばってあげてください。

ちなみに、わが家のモカちゃんのケージの中身はこんな感じで配置しています。

単頭飼いデグーのケージ内レイアウト例をご紹介します

ステージがお気に入りのようで、いつもステージから部屋にいる私たちを観察しています。

お迎え初日はハウスから出てこなくて心配しましたが、緊張していただけのようで安心しました。

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