ただの女の子だった私がバイセクシャルだと気づいたきっかけ

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現在、私は異性(男性)と結婚して子どもがいます。

一部の方にとってはこの事実自体が不快になるかもしれませんので、そういった方は今すぐブラウザバックを推奨します。

今回は私の昔の話、自分がバイセクシャルだと気づいたきっかけについてお話したいと思います。

自分がバイだと気づくまで、私はノーマルの方と同じように異性(私の場合は男性)を好きになる女の子でした。

私自身が自分のことに気づいたのは中学2年生。

女の子から告白されたときでした。

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中学2年生の春、女の子から告白された

学校になじめず(いじめられていて)、不登校気味だった私は別の学校の子と遊ぶことが多かったんです。

そんな中学2年生の春、仲良くしていた男友達の後輩(女の子)から突然告白されました。

正直あまり話したこともない女の子だったので、驚きが先行。

「とりあえず、友達でいいかな?」と返事したのを覚えています。

[kjk_balloon id=”1″]バイセクシャルという言葉は知っていたけど、まだ自分がそうだとは思ってなかった。[/kjk_balloon]

あとから思えば、この時点で私は女性から告白されることに違和感を感じていませんでした

仲良くなるにつれて自分はバイセクシャルだと気づいた

その女の子と何度か2人で遊ぶようになり、気の合うかわいい子で「付き合っても楽しそうだな」と思うようになりました。

そのときに、自分がバイセクシャルだと初めて気づいたんです。

今まではたまたま男の子しか好きにならなかっただけで、自分は両性愛者だった。

その事実に気づいたことは思春期の自分にとって、大きな悩みになりました。

それでもその女の子とは、その後付き合うようになりました。

2人で話し合った結果、お互い周りにカミングアウトしていなかったこともあり、付き合っていることは秘密にしていました。

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バイセクシャルだと気づいてからはつらかった

バイセクシャルだと気づいてからは、彼女との関係を隠さなければいけないことも含め、つらいことがたくさんありました。

信用できると女友達にカミングアウトしたとき、「気にしないよ」と言ってくれていたのですが、実際は気持ち悪がられていたようで。

周りに言いふらされていたと知ったときは誰も信じることができず、バイだということを誰にも言わず数年隠していました。

バイはノンケ(異性愛者)からもレズビアン(女性の同性愛者)からも煙たがられ、私の中で割り切ることができるまで本当につらかったです。

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今では積極的にカミングアウトしています

冒頭で書いたように、私はすでに男性と結婚して子どももいます。

「今さら」ということもあり、両親へのカミングアウトはしていませんがバレてもどっちでもいいと思い、こうして記事を書いています。

ちなみに、旦那は私がバイセクシャルだと知っています

付き合う前にカミングアウトをして、「それでも今は俺を選んでくれるんでしょ?」とあっさり受け入れてくれました。

もちろん、カミングアウトはとても勇気のいることです。

ですが、私の場合バイということもあり異性である男性は、カミングアウトをすんなり受け入れてくれる傾向もありました(同性は数人)。

バイセクシャルだということも自分の個性の一つなので、受け入れてくれない人との縁はさっさと切った方が自分のためだと思っています。

だからこそ、今は積極的にカミングアウトしています。

私がバイセクシャルだと気づいたのは中学生のときでしたが、実は結婚後に気づく人も多くいます。

そんなときは、うちの旦那のように「それでも今は俺(私)を選んでくれるんでしょ?」と言ってくれる人が多くいればと思うんです。

今はテレビなどの影響もあり、LGBTという言葉も広く認知されてきましたが、まだまだ生きづらさを感じている人が多くいるのも事実。

あたりまえのこととして「LGBT」の人がカミングアウトしても、生きやすい世の中になるといいなと思います。

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